LaLaDUALのはじまりはじまり。

「不機嫌にならない暮らし」にご訪問ありがとうございます。

前回ひとまずオープンのご報告をさせていただきましたLaLaDUAL(ララデュアル)。



今日は少し自己紹介も兼ねてLaLaDUALスタートの思いを書かせてくださいね。

私は今年で勤続17年の現役会社員で、5歳の息子と3歳の娘のママでもあります。仕事漬けの日々を経て、35歳になる年に結婚、37歳、39歳で出産しました。

産休育休は保育園に確実に入れるよう、そしてこれから始まる仕事と子育ての両立生活に早く慣れたいという気持ちで、早々に切り上げて仕事に復帰。 

でも想像をはるかに超えて、働きながら毎日ご飯をつくって、家事をして、小さな子どもたちと楽しく暮らすのは至難の業でした。

平日朝は子どもたちが起きてから1時間、夕方は子どもたちが帰ってきてから寝るまでの2時間半。この限られた時間に、子どもたちにごはんを食べさせ、身支度をさせつつ、ゆったりと楽しく過ごせるようにしてあげたい。だけど実際は「早く早く!」とせき立てたり、子どもたちが何か言おうとしているのを遮って、「歯磨きしたの?」「トイレに行ったの?」と聞くなんてことが日常茶飯事。

夫にこれして、あれしてと指図しながら、小さな子どもたちを急かして、神経を張り巡らせて日々をサバイブしている気になっていましたが、一方で夫や小さな子どもたちにしょっちゅうイライラしていました。

夫はこと家事や育児のこととなると私の指示待ちで、「言わないとやってくれない」「言っても満足にやってくれない」といいつも不満でした。


ある朝、そんな状況にすっかり疲れてしまって、半分投げやりな気持ちで「全部したい気持ちはあるけどできないから、これからは毎日朝ごはんを作って」と夫に申し出たところ、「いいよ」とあっさり。

そしていつから始まったかも忘れてしまいましたが、今ではすっかり父さんの作る朝ごはんが当たり前の風景になりました。

ここで水を差すのもなんですが(笑)、平日毎朝のことなので中身はパンだけだったり、味がビミョーだったり、自分の好きなものだけだったりすることもありますよ。

それでも、寝起きの子どもたちは今でも「ママー」となることが多いので、朝ごはん作りを手放せたのは本当に助かりました。

そして今も続いているのは、夫にもむしろ好都合だったからなんです。

起きてから出かけるまでの時間、以前は全部自分でしたいししなければと思っていた妻から不規則に指示されて遊軍のようで落ち着かなかったと思います。今はキッチンでひとりで心静かに自分の裁量で朝ごはんを作ればよくなったのですから。

ともあれわが家の場合は夫婦でシェアすることが効きました。


そして夫婦でシェアを意識する暮らしを続けているうちに、これは単に“忙しい今を乗り切る手段”ではなく、夫婦がお互いの大切なことを知り、得意不得意なことを知り、同じ方向を向いて歩いていくことに欠かせないんじゃないかと思うに至りました。

ご家庭により価値観はそれぞれで、役割分担もそれぞれ。正解はないと思っています。

でももしあきらめや遠慮、理想の妻像を求めてワンオペを担っているのであれば、ちょっと発想の転換をしてみませんか? 

それは負担だけじゃなくて家の中のことをシェアしたからこそ得られる喜びを感じる機会も旦那様から奪っていることにならないでしょうか。定年後、外での仕事が減ったときに、家の中に居場所がない旦那様では気の毒です。

自分がやってもらえると嬉しいちょっとしたことから始めてみるのはいかがでしょう?たとえば・・・、

★自分の歯磨きのついでに子どもたちの仕上げ磨きをすること

★トイレに入ったついでに便座を一拭きすること

★朝のコーヒーを入れること。


どれも簡単で時間を取らないことだけど、 毎日旦那様が自分の役割だと思って主体的にやってくれたら嬉しくなりませんか?

役割分担って完全に五分五分にすることじゃありません。
得意なことで割り振ってもよし、時期によって変えてもよし。もちろん他人と比較することでもありません。自分たち夫婦が満足して子どもたちに笑顔で向き合えるゆとりが生まれたら大成功だと思います。


シェアってあらかじめ共有しなくてはならないこともあるので面倒もありますが、家事をラクにしたりもののありかを整えたりとシェアするための環境を整えたらクリアできることも多くあります。

LaLaDUALでは、そんな夫婦の数だけあるシェアの仕組みづくりに役立つようなTipsやサービスについての情報発信をしていきたいと考えています。これまで同様、「忙しいママが“不機嫌にならない暮らし”のヒントになるようなことを発信したい」という気持ちは大前提なので、ブログタイトルはこれまで通りで。これからもどうぞよろしくお願いいたします!


そしてこの場を借りて、LaLaDUALのホームページを作ってくださったラクリエイトのもりもとまりさんに感謝!私の思いをしっかり受け止めて膨らませて、次々と形にしてくださいました。もりもとさん、ありがとうございました!





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