リンネル解説その3「定量管理が向く書類」とは

「不機嫌にならない暮らし」にご訪問ありがとうございます。 
LaLaDUALの手塚千聡です。

リンネル6月号で行った、女優・麻生久美子さんの書類のお片づけレッスン。

書類整理にお悩みの声をたくさんいただきましたので、ここでお伝えしきれなかったことを綴ります。

第1弾は、「どうしまうか」より「どう使いたいか」が先にきますよー、ということを。

第2弾は、「なぜ作品収納に衣装ケースなのか」について。

そして第3弾の今日は、「定量管理が向く書類」です。


「定量管理」とは、持つ量(数)を決めて、それ以上に量を増やさないことで、一定の容量で管理できるようにすること。


定量管理に向く書類、

ずっと取っておく必要はないけど、すぐには捨てられないもの

と考えています。


子どもたちが幼稚園や教室でから持ち帰るやり終わった「ドリル」や「塗り絵」などなど。

絵や工作に比べて、「ずっと取っておこう」とまでは思わない。

それでも持って帰ってきた途端、捨てちゃうのもしのびない^_^

そんな時に役に立つのが、

定量管理というわけです。


引き出しだったり、
ファイルボックスに入れた、
個別フォルダーだったり。
入れ場所も投げ込み方式が楽チンです。



メンテナンスは、そろそろいっぱいだなぁと思ったら、古いもの半分を処分するだけ。

引き出しなら下半分を。
個別フォルダーに手前から入れてるなら、奥半分を。

入れ方にシンプルなルールがあると、古いもの、新しいものの区別がつくので便利です。


もしこの時、絵や工作、子どもが初めて自分の名前を書いた紙など、混ざっていたらどうでしょう?


古い半分を処分するときに、やっぱりあれもこれも残したい!と、定量管理の場所がうまく循環できずに、あふれてしまいます。

だからここには「寝かした時間」だけで要不要が判断できるもの限定に。

最初に

ずっと取っておく必要のないもの

と判断したものに限るのがおすすめです。

「ドリルだからここ」「塗り絵だからここ」とも決めすぎない方がうまくいくかもしれません。

いつもは間違いだらけのドリルに、初めて満点が取れたとき、

残したいなと思ったら、それは「より残したいものが入ってる」作品ボックスに入れてしまいましょう。

自分や家族にとって、どんな意味のあるものか、どんな風に使いたいかで、収納の仕方は変わってくると思います。


まだこれからですが、
我が家も幼稚園や習い事のお便りで、
定量管理を試してみようかなと思っています。

この1年間、分類してファイリングをしていましたが、ほとんど見返すことがありませんでした(°▽°)

きっとすぐに捨てるのがしのびなかっただけだなぁとようやく腑に落ちて。


あともうひとつ。

定量管理は、考えなきゃいけないこと、決めなきゃいけないことを減らせることが最大の魅力です。


その都度「いる、いらない」と判断できる、
不要なチラシやDMはすぐ判断できても、
子ども関連のものって、なかなか難しい。

慌ただしい毎日で、日々判断を迫られるのは
正直しんどいなぁと思います。

今回ご紹介しているのは、

なるべく“しんどい判断”を避けるための方法とも言えるかもしれません。


残したいものは、衣装ケースくらい大きなスペースで、1年に一度くらいに判断の頻度をさげて。
>>>リンネル解説その2「作品を衣装ケースに入れる理由」

すぐに捨てるのはしのびないけれど、残さなくていいものは定量管理で、何も考えずに溜まったら処分を。

よかったら「定量管理」、
お試しください^ ^

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