リンネル解説その1「収納方法の前に、まずはどう使いたいか」
「不機嫌にならない暮らし」にご訪問ありがとうございます。
LaLaDUALの手塚千聡です。
「リンネル」6月号、見たよ〜と連絡くださる方も多く、ありがたいなーとしみじみ感じています。
「私も書類整理やってみますー」という声もちらほら聞こえてきたので、誌面では言い尽くせなかったことやなんかを、何回かに分けてここに書いていこうと思います。
もしご質問などあれば、お気軽にどうぞ〜。
「お片づけ」とか「収納」と言うと、どんなしまい方がいいですか?どんな風に片づけたらいいですか?と聞かれることが多いですが、実はこの質問、即答するのがすごく難しいです。
どのご家庭にも共通する、最適な収納方法というものは存在しないから。
どんな家に住んでいて、どんなライフスタイルで、なにが得意で、なにがストレスに感じるか、、、そんなことが絡まり合ってフィットする収納方法があるのです。
そしてもうひとつ、しまい方を考える前に、「どんな風に使いたいですか?」と聞かずにはいられません。
それは、モノは使うためにしまわれると思うから。
書類も同じく。
たとえば保育園や習い事先から子どもたちが持ち帰る書類。
読みさえすればいいもの、出さなくちゃならない申し込み書、子どもの様子を書いてくれてるお手紙、年間の予定表、子どもが描いた絵、やり終わったドリルや折り紙、塗り絵などなど。
どれも一緒くたにすると、きっと今日子どもたちがなにをしているかもつかみにくく、提出物も忘れがちで、たくさんのドリルや塗り絵を前に、がんばったねーと労うより前に、イライラが先立ってしまうかもしれません。
一度読んだら用が済むのか。
記入してから提出しなきゃならないのか。
年度中何度となく見返したいのか。
ずっと取っておきたいものなのか。
どんな風に使いたいかにも、いろいろな種類がありますよね。
そこをまずはじめに整理すると、たとえ目の前の書類は山積みでも、山場を越えたようなものです。
多くの場合、使い方で一番大きな分類は、リンネルでもそうだったように、「事務関連」と「作品関連」。
前者が予定や提出物を確認するためのもの。
後者は、ほとんどは子どもが書き終わったもので、これから使うものではないもの。
けれど、上手に書けたから取っておきたいとか、取っておきたいというより”捨てにくい”というものです。
全部出して、そこを2つに分けるのがまず第一歩かなと思います。
次回は、そうして分けた「作品関連」について書きますね。
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